佐久間考

あまり人に読ませる気がない

疲れるとメンヘラになる

先週から、怒涛の日々であった。

 

次々と発覚するミス(先方の)。過ぎる納期。対応に追われる私。

私は本来省エネ人間である。しかし、ここまで緊急事態が立て込むと、さすがの私でも迅速な対応をせざるを得ない(いつもしろという話だが)。

 

分かっている。私が今回頑張ったのは会社にとっては割と日常茶飯事のことで、こんなものはとっても頑張ったと労われるようなものではないということを。

だがしかし、ここでだけは、私は私を褒めてあげたい。よく頑張った。業務や営業と意見をすり合わせ、「うちのミスじゃないけど、ここで協力してあげることでお客さんの信頼につながる」とかいう真っ当にもクソな対応をなんとかこなし、超短納期に間に合わせた(のかな?)。

 

ぶっちゃけ、これだけであればこんな誰も見やしないブログに書き散らすほどメンタルがブレイクはしなかったのだが…

 

もうこれは完全なる僻みと寂しい気持ちが混ざった複雑かつ利己的なものであるので何の正当性もないのだが、どうかこんな気持ちになってしまう私を許してほしい。

後輩がまた常務に連れられてご飯に行くらしい。おい待て。この前行ってたろ。もう2回行ったろ。もう一回行くのかよ。私達の時は1回しか連れてってくれなかったじゃん。第1の僻みである。

更に隣の席の先輩も誘われたらしい。まあこの先輩の場合、一回誘われたけど却下され、欠員が出て埋め合わせとして再度誘われたという微妙な経緯があるため、純粋に嬉しい気持ちでは行ってないと思う。というかそう言っていたし。でもいいなぁ。私もバーターでいいから誘われたいや。第2の僻み。

そしてどうやら営業のS田さんも行くらしいということがさっき分かった。気がつけば私の所属チームで出張している人以外は皆、食事会に集合していた。酷ない?もうそこまできたら私も誘ってよ。私もS田さんと仲良くなりたい。第3の僻みである。

私だけなんで仲間外れなん?みんなを乗せて走り去る車を見て虚しさを募らせる私の気持ち考えたことある?こちとら金は絶望的にないし、家に帰れば1人だし、トラブルで疲れ切ってるし、人の金で飯食ってみんなでわいわい喋りたい気分なのである。

私も行っていいか聞けばよかったわけがない。誘われてないのに無理やり入り込むのとか絶対嫌だし。誘われてこそ、私も必要な存在なんだ、私もそこにいていいんだ、って思えるわけで。

 

吐き出したら少しすっきりした。

一応付け加えると、別にその食事会に参加した人々を恨みたいわけでは一切ない。むしろその中に入りたくてつらい気持ちになる。今こうしている間にも、みんなは楽しく親交を深めているわけである。羨ましくて死にたくなる。あーあ、楽しいんだろうな。いいなあ。

 

せめて少し豪遊しようと、財布の中を見た。

札は1枚もなかった。小銭が合わせて千円くらいあった。さすがに心許ないので4000円ある口座から千円を下ろして、ジョイフルでしんけんハンバーグを食べ、メロンソーダを飲んでいる。

何してんだろうな、私は。